全書会展について
「正しく整った美しい文字」は、日本が誇る伝統文化です。
本会は、文化を継承し、書写書道の普及を目的として、全国ひらがな・かきかたコンクール、全国学生書写書道展、全国硬筆コンクール、全国書き初め展覧会を開催しております。
幼児から一般の方まで多くの方が参加する全国大会には、切磋琢磨し、互いを称えながら日々研鑽を積んだ様子が伺える、多くの作品が集まります。全書会展では、その優秀作品の中でも更に秀逸と認められた作品を一同に展示しており、来場の皆様に驚きと感動、そして次へとつながる目標をもっていただけるものと確信しております。
また、会場へ足をお運びいただけない方にも御覧いただける「ネット展」を開会し、その卓越した作品をご披露しております。なお、展示作品に添えてある札のQRコードからは、作品それぞれに対する中央審査委員による講評をお聞きいただけます。
学びは常に進化し続けています。
大切な時間を有効に使うために「デジタル(情報技術)」を活用し、それにより紡がれた時間を、より豊かな「アナログ」時間として、様々な体験に活かしていただけるよう、これまでも、インターネットを活用したシステムを構築して参りました。急激な進化を遂げる現代社会において、文字文化を通じて「温故知新」の精神を次代へ継承し、みなさまと連携・協同しながら、より良い社会活動へとつながると信じ、本会は常に挑戦をして参ります。
我々の活動が書写書道文化継承の一翼を担えることができれば幸いです。
作品講評
全書会初の展覧会へご出展の皆さんおめでとうございます。
今回の受賞に選ばれた作品の良い点などをお話しさせていただきました。今後の練習に活かしていただけければ幸いです。
講評:(一社)全国書写書道教育振興会 副会長 吉田琴泉
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