第38回 全国書き初め展覧会 実施要項

令和4(2022)年度 第38回は募集終了いたしました

当法人では、文部科学省の学習指導要領に基づいた書写教育の普及に寄与することを目的とし、年間5つの全国コンクールおよび展覧会を開催致しております。
本展覧会は、夢と希望に胸を膨らます新年に「文字を書く喜び」を感じながら、皆さんが練習を重ねた最上の書写書道作品を出品していただく展覧会です。
後日改めて38回展の結果報告をさせていただきますので、ぜひご覧ください。次年度のご出品をお待ちしております。

【実施要項】

◆ 審 査 文部科学省の学習指導要領に基づき、本展覧会の目的・審査基準に沿って手書き文字を主体とした審査を行う。  
1)行事名 第38回 全国書き初め展覧会
2)目 的 「文字を正しく整えて読みやすく丁寧に書く」ことを大切にする心情を育て、日本の新年を祝う慣例行事と文字文化振興発展に寄与する。
3)主 催 一般社団法人 全国書写書道教育振興会
4)後 援 文部科学省・東京都教育委員会・全国連合小学校長会・全日本中学校長会・全国高等学校長協会・(一社)日本パソコン能力検定委員会
5)出品締切 2023年1月11日(水)消印有効
6)出品資格 幼児、小学生、中学生、高校生、学生、一般 ※昨年度の展覧会より高校生を超え一般ではない学生の方を所属、在学年に関わらず全て「学生」とします。
7)出品料
  • 【出品数11点以上の団体】:出品前に団体の出品方法を必ずご確認ください
  • 《半切》(全年齢一律)1点1,100円
  • 《硬筆/毛筆の半切以外》(幼児〜中学生)1点660円 (高校生・学生・一般)1点880円
  • 【出品数10点以下の団体】
  • 《硬筆/毛筆》年齢、作品サイズに関係なく 1点 2,200円
  • 【個人】:出品前に個人の出品方法を必ずご確認ください
  • 《硬筆/毛筆》年齢、作品サイズに関係なく 1点 2,200円
8)出品規定
  • 【課題】
  • 文部科学省の学習指導要領に基づいた語句(高校生以上は文字を主体とする課題であれば自由)
  • 《硬筆》参考課題相当、規定用紙枠におさまる文字数
  • 《毛筆》上記に準ずる新年にふさわしい語句(縦書きに限る)
  • 【出品点数】
  • 1人各部門1点(1人の方が1つの部門に複数点出品できません)
  • 【用紙】
  • 《硬筆》規定用紙を使用すること(出品時はA5サイズで提出)
  • 《毛筆》最大サイズを半切サイズ(縦約136cm × 34.5cm)としそれより小さいサイズなら用紙は自由。
  • 【筆記用具】
  • 《硬筆》
  • 幼児・小学生:鉛筆(B,2B,3B程度)
  • 中学生以上 :鉛筆やシャープペンシル以外の硬筆用具 ※消せるボールペンの使用は不可
  • 《毛筆》毛筆用具
  • 【作品記名】
  • 《幼児~中学生》作品左側に学年・氏名を自署すること。(硬筆は用紙左枠内に自署)
  • ※幼児は名のみでも可 記入例:よう、小四、六年、中一
  • 《高校生以上》作品に応じて記名。署名必須。印のみは不可。
  • 【書体】
  • 幼児・小学生:楷書
  • 中学生:楷書または行書
  • 高校生以上:楷書・行書・草書・篆書・隷書
  • 【その他・注意事項】
  • 硬筆、毛筆とも用紙の色は「白色」。毛筆の墨色は「黒色」に限る※高校生以上の仮名作品については、淡色紙、薄墨の使用可。
  • 用紙は縦長使用。縦書きであること
  • 出品票は作品の左下に貼付。
  • 高校生以上の毛筆は作品内容の作成説明書を作成すること。(別紙参照
  • 作品はすべて未発表のものに限る。
  • 出品作品は努めて保護いたしますが、不慮の事故による損傷にはその責任を負いません。
  • 出品された著作権は主催者側に帰属し、作品返却はいたしません。ただし、結果発表後、作品加工の申し込み(有料)をされた作品は記念品としてご返却いたします。なお、作品加工の申込みのない返却には対応いたしません。
  • 本会では奨励のため、成績優秀者の作品・氏名などを本会HP および受賞者名簿にて掲載・発表します。(掲載拒否作品を除く)※個人情報保護ポリシーについては本会のHP をご覧ください。
  • 海外から出品された場合、「賞品・賞状」をお送りする際の荷造送料は、実費の半額ご負担いただきます。
  • 複数団体から同じ部門への同一人の出品はできません。例:書塾と学校から硬筆の部への出品は不可
  • 出品方法の不備及び、書類記入不備は審査対象外とします。
  • 個人出品は日本国内からのご応募に限らせていただきます。
審査段階 審査実施者 審査内容
事前審査 団体責任者・指導者 部門ごと作品を成績の良い順に並べて提出する。 ※事前審査の成績順位が審査会において尊重されます。事前審査は任意です。
二次審査 大会審査委員 誤字・脱字・規定違反などをチェックし、事前審査を参考に上位賞候補を選ぶ。
中央審査 中央審査委員 上位賞の再審査。学年別に審査し、特別賞を決定する。
◆ 結果発表・賞状・賞品の発送 2023年3月上旬(予定)
◆ 褒賞 出品者全員に賞状・賞品を授与
(特別賞A)文部科学大臣賞・特別名誉大賞・学年優勝杯・第38回展記念特別大賞・全書会会長賞・日本書き初め特別大賞・日本書き初め大賞・日本書き初め準大賞・全書会賞・審査委員会賞
(特別賞B)特別教育奨励賞・優秀特選
(本賞)特選・入選
◆ 展覧会 【ネット展】2023年3月上旬 特別賞A入賞作品を公開します
【第3回 全書会展】2023年3月25日(土)から3月31日(金)東京都美術館 LB階 第4公募展示室 推薦作品を対象とした展覧会を開催いたします(観覧無料)
◆ 審査基準について
  1. 誤字脱字がないか
  2. 筆順正しく丁寧に書かれているか
  3. 文字の中心が揃っているか
  4. とめ・はね・はらいに留意し、基本点画(縦画・横画・点・折れ・払い・はね・まがり・そりの書き方等も含む)に注意して正しく書かれているか
  5. 点画の接し方、交わり方、方向などの習熟度
  6. 様々な部首の書き方と文字の組み合わせ方の習熟度
  7. 文字の形、大きさ、中心の取り方、配列、漢字と仮名及び作品全体のバランスなどの習熟度(余白は重要なポイント)
  8. 大小の漢字及び仮名文字を理解して書いているか
  9. 硬筆用具の特性の生かし方、毛筆における筆づかいの習熟度
  10. 作品の取り扱い方(汚れ・破れ・折れなど)
  11. 学年に相応しい課題・書体であるか(小学生が行書作品を書くなど不可)
  12. 学年・氏名がしっかり書けているか
  13. 出品規定に沿った作品であるか
  14. 手本などを写して書いていないか
  15. なぞって(二度書きなど)いないか
【主に高校生以上を対象にした基準】
  1. 用具用材の特性の活かし方
  2. 毛筆における墨の濃淡・潤渇などの生かし方
  3. 本文と落款(署名)とのバランス及び余白
  4. 本文と印とのバランス
  5. 印の押し方・位置
  6. 作品全体の構成