喜びの一言 受賞作品

第33回大会受賞者喜びの一言

総務大臣賞


小林 優一
慶應義塾大学大学院博士課程
この度は、「総務大臣賞」という大変名誉ある賞をいただき喜びの気持ちで一杯です。謹んで、34回を迎える大会関係者の方々へ心から感謝申し上げます。
現在私は、オーストラリア・メルボルンに留学に来ています。この作品は、日本にいる日頃お世話になっている大切な方々に、温かい年賀状を届けたいという思いで書いた最後の一枚です。
年賀状の始まりは平安時代です。人との繋がりを大切に、大切な人と交わされてきた日本の伝統文化でもあります。メールでの情報化社会の現在、大切な方に心のこもった温かい手書きの年賀状を送るという文化を、後世に残したいと常日頃考えています。今年は海外からの出品でしたので、実際の年賀状数十枚にそれぞれの送り先を印刷し、一人一人に心を込めてコンクールの課題で書かせていただきました。一枚一枚に同じ言葉を書いていても、その人その人の色々な想いが巡り、改めて日本の良さと日本文化の本来の重きを深く感じることが出来ました。
冬の夕映えのなかに凛として立つ1本の木。詰め込んだ知識と底の浅い経験を頼りとする木はしっかりした根を持たず、凍って風に強く揺さぶられています。一方、志を失わず、深く、かつ長く学び続ける木は太い根を広げ、北風にたじろぐことはありません。日々の研鑽の先には春の気や秋の実りが待っています。これからも常に謙虚な気持ちと感謝を持ち精進して参ります。

文 部 科 学 大 臣 賞


辻本 怜史
兵庫県神戸市 ホザナ幼稚園年長
ようちえんで、せんせいが、「さとしくん、とうきょうのひょうしょうしきにいけるよ。いちばんになったよ。」ときいて、ぼくはうれしくて、うれしくて、はしりまわってしまいました。
あきに、はじめてひょうしょうしきにいったとき、とてもおおきなたいふうがきて、しんかんせんがとまるかもしれないときいて、ひょうしょうしきがはじまるまえに、かえらなければならなくて、とてもざんねんでした。だからぼくは、ふゆもいっしょうけんめいがんばってれんしゅうしてもういちどとうきょうにいきたいとおもいました。
ぼくは、ふゆやすみに、「おめでとう」「さとし」をなんかいも、なんかいもせんせいからならいました。
けいこせんせいから、じをかくたのしみを、たくさんおしえてもらって、ぼくはじをかくことがだいすきになりました。
「いつかせんせいのようなきれいなじがかけますように」とおもいながら、これからもれんしゅうします。

別所 優月
東京都中野区立平和の森小学校二年
 このたびは、「文部科学大臣しょう」をいただくことが出来、とてもうれしいです。
今回は、マスのないかだいだったので、字の大きさを考えながら書くことが、とてもむずかしかったです。とくに、名前の優の字が小さくなってしまったり、逆にひらがなは小さく書くことなど、気をつけていてもなかなか出来ませんでした。
それでも「れんしゅうはうそをつかない」と言うことばをしんじて毎朝二まいかならずかきました。
最後の日には高学年のお姉さんたちと夜まで、お教室にのこってがんばれたことは、とてもいい思い出です。
大臣しょうを二度もいただいて、今はとてもうれしい気持ちでいっぱいですが、これで終わりにしてはいけないと思っています。これからも一画一画に集中して、気もちをこめた一枚を何枚も書いて努力していきたいです。 しん査して下さった先生方、えらんで下さり、本当にありがとうございました。

福田紗七海
兵庫県神戸市立なぎさ小学校四年
毎年冬は、いろんな大会が重なり、同時に練習することになります。正月開けてすぐの他の大会を終えると、作品のしめ切りまで、三日しかなかったので、とても不安でした。「大会は、今までの検定や練習してきた、努力を出す場所なんだよ。」と先生が教えてくれました。今まで習ってきたこと、取り組むしせいを思い出し、作品仕上げに、真けんに取り組みました。
特に、「おめでとう」この五文字は、毎年年賀はがきコンクールに出題されて、ようち園の時から書き続けている文字です。
はがきの大きさは同じなのに、学年が上がり、文章がふえ、文字の大きさが変わると、同じ文字であっても、思うような字が書けなく、何度も書き直しました。
私は、今回の大会出品を通して、日々の努力が大会につながるということを、知ることが出来ました。
これからも、あきらめない気持ちを持って一つ一つの練習を大事にしていこうと思います。

有上 麻菜
愛知県豊田市立若林西小学校六年
 この度は、文部科学大臣賞というすばらしい賞を頂き、ありがとうございます。このような賞を受賞することができ、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
年賀はがきは、小さな白い紙にバランスよく書くとても難しい課題でした。このコンクールは、わく線がないため、少し苦手意識があったのですが、書くたびに中心や字のバランスを確認しながら一回一回ていねいに書きました。「新年」や「長所」は、中心がよくずれてしまい、上手に書けなくて何度も練習しました。また、この課題には、「合」という字が二回でてくるので、二つとも同じように書けず、先生から何度もご指導をいただき、納得のいく字を仕上げることができました。
今回、このようなすばらしい賞がいただけたのは、いつも細かい所までていねいに教えてくださる先生方や、応援してくれる家族のおかげだと感謝しています。
これからも、この賞を励みにして、日々努力していきたいと思います。

山中 優依
群馬県館林市立第二中学校三年
高校受験を目前に控え、毎日ひたすら勉強机に向かっていたある日、突然電話が鳴りました。書道教室の内藤典宏先生からの電話で、「大変だ、何の電話かわかるか…」と言われ私は、何のことだかわからずにいました。すると、「年賀はがきで、文部科学大臣賞に入賞した」と伝えられました。中学三年ということもあり練習時間を作るのが大変で、普段より効率的に練習をしなければならない環境だったので、教室で清書をするときは特に集中して気持ちを込めて書き上げました。緊張からくる震えを抑えるために、呼吸を整えリラックスするように心がけました。仕上げも優稀先生からの指導により、最後までやり通すことができました。
今回、すばらしい賞をいただけたのは、普段から丁寧に指導してくださった先生方、いつも支えてくれる家族のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れずに日々精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。

高橋 媛伽
東京都立第五商業高等学校三年
  この度は「文部科学大臣賞」という大変名誉ある賞をいただき、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。高校最後の年でこのような大きな賞を受賞することができ、とても嬉しく思います。
他の大会と重なり練習する時間が少なかった為、いつも以上に集中して仕上げました。今までに上位の賞を受賞された先輩方の作品を参考に、自分の何が欠けているか、改善点は何かというのを考えながら書きました。作品を小筆で仕上げるのは今年で三年目になりましたが、やはり扱いが難しくとても苦労しました。持っている筆で何度も書き比べをし、自分に合った筆を見つけることができました。研究、練習の成果が今回のこの賞に結びついたのだと思います。高校卒業後も日々努力を惜しまず、またこの喜びを味わえるよう精進してまいります。ありがとうございました。

特別名誉大賞


高木 凰雅
静岡県浜松市立双葉小学校一年
こんかいも、ぼくのさく品を「日本一」のしょうである「とくべつ名よ大しょう」にえらんでくれて、本とうにありがとうございます。
ぼくは、こうひつコンクールのときとおなじで「あ め」の二文字にとくにくろうしました。ハガキにはマスがないので文字が大きくなってしまったり、ほかの字と大きさのバランスをかんがえてかくのが大へんでした。
でも、いつものように「凰雅ならかけるからがんばろう。」とおかあさんがはげましてくれたので、まい日たく山れんしゅうしてきれいにかくことができました。字のれんしゅうや、ほかのこともまい日あきらめずにつきあってくれるおかあさんに「日本一のありがとう。」をいいたいです。ぼくはまい日おかあさんといっしょにがんばるじかんが、
「一ばんのたからもの」です。

小林 菜生
山梨県笛吹市立御坂中学校一年
  この度は「特別名誉大賞」という大変名誉ある賞を頂き、心より感謝申し上げます。
今回の作品を仕上げるのに最も大変だったのは、文字の強弱をつけることでした。今年から、初めてペン字を扱ったのでほとんど、一からのスタートで基本から練習しました。ずっと楷書を書いていたこともあり、手に力が入り過ぎて、止めや、はらいの力の加減が難しかったです。それから「新」という字はとても苦労しました。文字をつなげて書く事や、まっすぐきれいな線を書く事が難しくて何度も練習しました。しかし、先生からのアドバイスなどでやっと納得のいく作品を仕上げることができました。
昨年にひき続き、大賞を頂けたのはいつも熱心にご指導してくださる先生、応援してくれた家族の支えがあったおかげだと思います。
これからも感謝の気持ちを持って、日々の練習を頑張っていきたいと思います。

清原 雄太
兵庫県神戸市・ 滝川高等学校二年
年賀はがきコンクールに出品するにあたり、小筆に挑戦して二年目となります。気がつくと僕は細字の楽しさを知り、気合いを入れずにはいられません。
先生から入賞の知らせを聞き、毎日夜中まで練習し、締切日前日には仲間たちと二十六時半まで一緒に練習したことがこのような形となり、一段と嬉しさがこみ上げています。
今年の課題を先生からいただき、小筆選びに始まり、字形、文字と文字の間隔など、難しいことばかりで苦戦を強いられましたが、最後まで諦めずに納得のいく作品を目指し、作品づくりに没頭することができました。
僕は夏に教育実習をさせていただき、今まで以上にお手本を見ることの大切さや、伝え方の難しさ、小さな子供たちに教える楽しさを知りました。この貴重な経験も、今回の受賞につながる自分の学びとなったのではないかと思います。
最後になりましたが、いつも諦めずに指導してくださる敬子先生、僕を支えてくれる家族、いつも僕達兄弟の書写を楽しみにしていてくれた天国の祖母、お互いを高めあえることのできる仲間達に感謝し、この賞に恥じぬようこれからも頑張ります。

学年優勝杯


石館 実子
東京都中野区・TACチャイルドクラブ年中以下
すばらしいしょうをありがとうございます。
まだ、ひらがなをおぼえたばかりで、うまくかけるとうれしくて「ひので みこ」をかくのがだいすきになりました。
そして、どうしてもカップがほしいきもちでたくさんれんしゅうしました。じぶんのためにカップがほしかったのではなく、おとうさん、おかあさん、かこちゃん(あね)がいっしょうけんめいてつだってくれたので、かんしゃのありがとうをつたえたかったからです。カップをいただいたら、テーブルのまんなかにおいて、てまきずしでおいわいしたいです。
しょどうのきょうしつとせんせいがだいすきです。これからもせんせいにたくさんかんしゃして、れんしゅうしたいです。
ありがとうございました。

藤倉 真央
東京都青梅市立第四小学校三年
  この度は、「学年ゆう賞杯」というすばらしい賞をいただき、ありがとうございます。
わたしは、小学二年生から習字を習い始めました。今回のか題では、「友だち」「大切」がとってもむずかしかったです。太さを同じにする事や、中心をそろえる事にも気をつけました。さい後の一まい、さい後の一まいと思っていても、なかなかうまく書けず、作品が仕上がりませんでした。書いていくうちに手にもげん界が来ていました。と中と中に休けいを入れ、さい後まで集中して書きました。うまく書けた時は、先生にほめられてうれしかったです。たくさん書いて、このようなすばらしい賞に入れてよかったです。
丁ねいに指どうしてくれた先生、「がんばったね。」と声をかけてくれる両親にも感しゃしています。これからは「文部科学大臣賞」を目ひょうにしてがんばろうと思います。

丹沢  凜
山梨県甲府市山梨学院小学校五年
この度は「学年優勝杯」という大変すばらしい賞をいただくことが出来、うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
書道を習い始めて、もうすぐ六年目になりますが、今まで毛筆での賞をいただくことはあっても、硬筆での賞をいただいたことがなかったので今回初めて、このような立派な賞をいただくことが出来、とてもおどろきました。それと同時に、今まであまり自信のなかった硬筆の字でも「やれば出来るんだ」と自分に自信を持つことが出来ました。
今回作品で気をつけたことは、小さなハガキに書くので、バランスを考えながら文字の大きさに気をつけて、一字一字ていねいに書きました。
これからも、今よりもさらに上達出来るように練習を重ね、がんばりたいと思います。

川上  菜
長野県大町市立仁科台中学校二年
 この度は、学年優勝杯という大変名誉ある賞をいただき、喜びと感謝気持ちで一杯です。
私自身、年賀状を送る枚数が毎年減りつつあると感じている中で、日本の伝統文化を継承するための大切な大会だと思い、出品しています。また、先輩方の作品にはいつも感動し憧れていて、自分でもそのような年賀状を書きたいと思っていました。
今回は日常で使っている硬筆ペンで、筆字に劣らない年賀状を仕上げようと思い、文字の配置や行書の流れの美しさを意識しながら練習に励みました。なかなか思う様に書けず苦労しましたが、諦めずに練習し納得いく作品を先生にも褒めてもらう事ができました。その結果、この様な賞をいただく事ができ、頑張って良かったと思っています。
これからも、いつも熱心にご指導してくださる先生、応援してくれる家族に感謝の気持ちを忘れず、日々努力したいと思います。



森田 彩香
兵庫県西宮市神戸女学院高等学部一年
  初めて年賀はがきを小筆で書いた中学一年生の冬、思うように小筆の穂先を使うことができず、大変苦戦したことを今でもよく覚えています。しかし、毎年この大会出品をする機会があるからこそ、真剣に小筆を持つことが私の一つの挑戦となり、書写を継続して培ってきた経験が、今回このような形となって繋がり、大変嬉しい気持ちが込み上げてきました。
私は出品とあわせ、お世話になった先生や、友人への年賀状を小筆も使って書くようになりました。時間はかかりますが、はがきを送る相手との思い出を振り返り、その人のことを思いながら年賀状を書く時間は、私にとって大切な時間になりました。
今回の出品に際し、締め切り直前まで諦めずに作品を書き続けることができたのは、同じように真剣に取り組む教室の仲間、背中を押し続けて下さる先生のおかげです。これからも自分を支えてくれる人達に感謝し、努力を重ねていきたいと思います。ありがとうございました。

川上  栞
女子栄養大学一年
 この度は、「学年優勝杯」という大変名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。思いもよらない受賞に感謝の気持ちで一杯です。
私は、昨年四月から進学の為、親元を離れて生活を始めましたが、自分の想像していた以上に多忙な毎日で、書写と向き合う事ができた環境とは一変してしまいました。その様な時、書写を始めて十四年間欠かすことなく出品している本大会に想いがある事を、先生は理解してくださり、熱心に御指導してくださいました。
新たな環境で練習を始めたものの、少しの間書写から離れてしまっていた為、なかなか思う様に筆が運べませんでした。しかし、筆を持って練習する楽しさに、書写を通して培った集中力や忍耐力が支えとなり、その作品で受賞できた事を大変嬉しく思います。
これからもこの賞を励みに、感謝の気持ちを忘れず、一層精進していきたいと思います。

一般優勝杯


岡本 博也
奈良県平群町
 春を待つ老体にとてもうれしいお知らせを頂き心より厚くお礼申し上げます。
私は法隆寺の近くに住み、散歩路には百人一首に詠まれた、三室山の桜、紅葉の竜田川、等々、豊富な史跡が沢山あります。
この恵まれた地で、静かに名歌の書写を楽しんでいます。
趣味で始めた書の道で、この様なコンクールに出会え本当に幸せです。
これからも生涯学習を心に、自分の字を好きでありたいと思います。
ありがとうございました。