芭蕉祭

 

芭 蕉 祭

 

 全国学生書写書道展での「松尾芭蕉記念賞」入賞者は、伊賀市・公益法人芭蕉翁顕彰会より、歴史ある「芭蕉祭」へのご招待を受けています。
10月12日は、松尾芭蕉の命日です。芭蕉祭は毎年必ずこの命日にあたる12日を中心に開催されています。

今回は都立八王子桑志高校2年相良泉樹さんが受賞し、この芭蕉祭に参加してきました。三重県伊賀市は伊賀忍者でも有名な地。四方を山に囲まれのどかな落ち着いた町です。穏やかなこの町に12日には、全国各地より芭蕉祭に向け多くの人たちが訪れていました

        

朝、9:25芭蕉祭市民バンドの見事な演奏から始まります。ご招待を受けた相良さんは、来賓席に案内されちょっと緊張気味です。


式典は、献茶・献菓・献花から始まり、厳かに式典が進行します。 芭蕉にちなみ、献詠句の表彰には全国各地から受賞者があつまり、 優れた連歌俳諧研究におくられる文部科学大臣賞は、早稲田大学 名誉教授 故雲英末雄先生他3人の教授の先生方の論文が受賞され 表彰が行われました。

 

俳聖殿 (芭蕉生誕300年を記念して 昭和17年に建立される)

式典終了後は、お忙しい中、伊賀市長様が私たちに時間をとってくださり、芭蕉の句を書いた相良さんの作品をお褒めいただきました。市長室に飾ってくださるとのことです。
左から二番目 長内保博仁伊賀市長
芭蕉生誕の地、伊賀市。はるか昔、芭蕉によりより文学的に高められたという「蕉風俳諧」。今回の訪問で伊賀市のみなさんは幼い頃から俳句に親しみ、言葉を大切にされていることを痛切に感じました。その貴重な言葉の一つ一つを、21世紀に生きる私達が今も尚お手本とし言葉作りを楽しみ、そして書の作品として創作している・・・大きな広がりの原点が、この地にあると全国から集まった多くのみなさんのまなざしから伺えます。また、来年もこの地を誰かが訪れることでしょう。本物に触れ、その価値を理解する大きな経験にしてほしいと思います。           (吉田享子全書会代表理事)

松尾芭蕉生誕の地を訪ねて
東京都立八王子桑志高等学校2年  相良 泉樹第36回全国学生書写書道展の松尾芭蕉記念賞に、受賞者の中から唯一選ばれた事で、松尾芭蕉の命日である10月12日に、三重県伊賀市主催の芭蕉祭にお招きを受けました。前日は、学校の授業を半日で切り上げ、先生と母親と三人で電車を何回も乗り継ぎ、4時間ほどで伊賀忍者で有名な伊賀市に夕方辿り着きました。 翌朝の芭蕉祭では、松尾芭蕉に関する研究をされた方や、全国から寄せられた俳句の入選者の授賞式などが俳聖殿で行われました。

近くには、記念館があり直接芭蕉の作品に触れることが出来とても勉強になりました。 一日という短い時間の中で、あの有名な松尾芭蕉を少し理解できた貴重な旅となりました。

また、お会いした三重の皆様にはすっかりお世話になり、その人柄の良さに感動し、とても充実した日を過ごす事が出来、言い尽くせないほど感謝しております。

これからも今回感じた事をふまえて、人に感動してもらえるような作品づくりをしていきたいと思います。